放送全校集会での話(2月28日)

こんにちは。昨日の安倍首相の要請により全国的に小学校、中学校、高校が来週から休校になります。急なお知らせでびっくりしたかもしれませんが、サレジオ学院でもこの要請により来週月曜日から予定されていた3学期のスケジュールは、期末試験から始まり、短縮授業、スポーツ大会も全て中止となります。皆さんが楽しみにしていた行事もあるでしょうし、節目となる大切な式典もあると思います。もちろん期末試験が中止というのも前代未聞です。

 

皆さんも今の時点でこれからのことがよく分からず不安に思うことがたくさんあると思いますが、その都度連絡しますから安心してください。まずは私から全校生徒の皆さんに大まかなこれからの措置についてお知らせさせてもらいました。これから学年ごとに集まって学年の先生たちからの学年ごとの連絡事項があると思いますので、よく聞いて今後のことをしっかりイメージできるようにしてください。またしばらくの間学校に登校することはないのでロッカーの自分の持ち物はなるべく全部持ち帰るようにしてください。

 

これが終業式の校長の話になってしまうかもしれないので、これからの心構えについて3つの大切な点についてお話しします。

 

一つ目、状況判断の大切さです。このような不安になる時こそ、不正確な情報に飛びついたり、勝手な判断をしないで、よく各自で情報を収集して落ち着いて熟慮してから判断をしましょう。

 

二つ目、長期的な視点の大切さです。「試験がなくなった、ラッキー」は禁物ですよ。試験があってもなくても勉強は積み重ね。次のステップにつなげるためにはこの3学期に勉強したことを通常の試験とは別の方法で総括しましょう。試験がないからと言って安きに流れず、自分にとって必要なことは何かを長期的な視点で考えてください。皆さんにとって最終的はゴールは何ですか。

 

三つ目、仲間の存在の大切さです。このような普通でない状況になった時、気づきます、日常の情景は実は当たり前でない、与えられたもの、恵みだということを。一瞬一瞬の時、些細なことに感謝の気持ちが湧きます。周りを見回してください。皆さんの日常の風景の中に見えるものは何ですか、それは同級生、クラスの仲間です。自分の周りにいる仲間を大切にすること、それが皆さんにとって当たり前の日常に感謝することです。仲間を大切にしましょう。

 

 明日は高校3年生の卒業式が行われます。このような状況なので高校3年生とのお別れも満足にできなくなった分在校生の皆さんは何かの形で先輩たちに感謝の気持ちを表すようにしてください。

 

この次にサレジオでみんな集まるまでに少し時間がかかるかもしれません。少し長い春休みになりますが、それぞれ与えられた場所、与えられた時間をしっかり活用するようにしましょう。日常とかけ離れた数週間となりますが、それだからこそできることもあると思います。逆境もうまく自分にとってチャンスとなるようにしましょう。

 

最後に皆さんとこれからの日々が神様の保護の元無事に過ごすことができるよう主の祈りを一緒に唱えましょう。

「主の祈り」

 ありがとうございました。