ドン・ボスコの大恩人バローロ侯爵婦人。婦人は、イタリア語で避難所を意味する「Refugio」という名で、恵まれない少女たちの施設を運営していたので、ドン・ボスコはオラトリオのためにその一角を借りていました。ところがある日、施設の明け渡しが言い渡され、ドン・ボスコは途方に暮れてしまいます。そんな折、失意のドン・ボスコに慰めを与えた夢のお話です。 9歳の夢よろしく、例によって少年たちが争っています。空には無数の石とあらゆる怒号が飛び交う始末。すると、再び9歳の夢の「あの女性=マリアさま」が現れ、「彼らの中で働きなさい」と促し・・