みなさん、新しいBGMに気づきましたか? 今流れているのは、サレジオ会来日100周年の記念ソング「夢を紡いで」です。

 

作詞は、今年の8月3日に帰天されたサレジオ会の神学生、荒川譲二さん。作曲は、サレジオ学院26期の卒業生で、音楽家として活躍している立石一海さん。今後この曲を、来年2月8日の100周年記念祭に向けて、そして、その先の一年間「朝のはなし」のメインBGMとして使っていきます。歌詞は各教室に掲示しますので、ぜひ覚えてください。
作詞をした荒川神学生は、体が弱く、病気がちでした。そのため、「人生と死」について常に意識し、深く考えてこられたサレジオ会員です。だからこそ、子どもに歌いやすく配慮されている一方で、高校生や大人の心にも響く内容になっています。
神のご計画と、わたしたち一人ひとりの召命。そこに繋がるドン・ボスコ、チマッティ神父や日本のサレジオ会員、そしてサレジオ家族の思い。「あなたが今ここにいるということにはどんな意味があるのか?」「世界は、あなたを出発点にして、なぜ、どのように変わっていくのか?」この歌は、そんな「召命を見つけるヒント」になるはずです。
今、つらい思いをしている人。悲しみの中にいる人。壁に囲まれているように感じ、一生懸命やっているのに報われない、評価されないと嘆いているあなた。覚えておいてください。サレジオ学院というフィールド、舞台があなたに与えられているのは、決して偶然ではありません。信じましょう。神があなたのために用意してくださったこの舞台では、喜びも痛みも、すべてがあなたを輝かせるための仕掛けなのです。