「感謝」をテーマにしたこんな話を紹介します。

 

エルサレムの郵便局には、どういうわけか世界中から「神様宛の手紙」が送られてくるのだそうです。

 

ある日「神様、生活が苦しいのでどうか5000シェケル届けてください」と書かれた手紙が届きました。そこで、郵便局員たちは手を差し伸べようと同志を募り、何とか4300シェケルかき集め、手紙の主に届けました。すると、しばらくして同じ差出人からお礼の手紙が届きました。

 

神様、援助して頂いてありがとうございます。ただし・・・、

 

(「ただし・・・」なんだと思いますか?続きを想像してみてください。~続きはこうです。)

 

次回は郵便局を通さず、直接届けてください。

今回、彼らは700シェケルを抜き取ったようです。

 

実はこれ、笑い話として紹介されていたのですが、・・・ちゃんと笑えましたか?

 

サレジオ学院では、感謝を表現することを大切にしていますが、本当の意味で感謝するためには「気づき」が重要になってきます。

 

大切にされていることに気づけなければ、感謝は生れてきません。幸せを感じることができません。そして、気づくためには「誰かを大切にする」という経験が必要です。

 

誰かを大切にする⇒大切に思われていることに気づける⇒感謝できる⇒幸せになれる・・・の図式です。

 

もし、聞いて理解できなかったら、実際にやってみようか。