先日平昌冬季オリンピックも閉幕しまたが、未だに興奮冷めやらずでしょうか。連日熱戦が繰り広げられ、皆さんも日本選手の活躍する姿やインタビューの言葉に感動したことと思います。
  

そんな中で今朝は外国の選手へのインタビューで印象に残った言葉を一つ紹介したいと思います。スノーボード・ハーフパイプのアメリカ合衆国代表ショーン・ホワイト選手の言葉です。
  

アナウンサーがホワイト選手に「あなたにとってオリンピックとは何ですか?」という質問したとき、彼は「自分が多くのメダリスト、オリピンピック選手の一人であることを経験できた機会だった」と答えていました。
  

パート・オブ・オリンピアンズ(オリンピック選手の一員)、彼にとってオリンピックは金メダルを獲得した自分の個人的な体験より、最高の舞台で共に戦ったアスリートたちの一人である自分という体験が大きかったのでしょう。
  

ともすると「個としての存在」、あるいは個人が達成したことに脚光が当てられがちですが、私たち一人一人は周囲との関わりの中にある存在であり、色々な関わりの中で今の自分があるという心の持ちようはとても大切だと思います。そしてそれこそが今年の学校目標、We are family の精神です。
 
周りの人々に生かされている自分、周りの人々に愛を届けること. . . この1年間 We are family という言葉を軸にいろんな話をしてきました。Each of us is a part of the big Salesian family in the world. サレジアン・ファミリーのメンバーとして、ファミリーの絆を通して自分が周りの人に対して何ができるのか、あるいは周りの人がどう自分の成長に関わってくれたのかを思い起こしてほしいと思います。