明日1月31日はドンボスコの祝日です。大切なことは私たち一人一人がドンボスコが教えたように生きることです。そのために少しドンボスコの言葉を思い起こしましょう。
   
まずは Faccio io!「わたしがやります!」でしょう。自ら進んで他の人のために何かをする心意気です。先日の大雪の日には朝早くから雪かきをしている先生に混じって生徒の皆さんも手伝ってくれました。まさに Faccio ioの精神ですね。また生徒会の皆さんも地域に貢献しようと雪かきをしてくれました。ありがとうございます。“Faccio io”、時として難しいと感じるかもしれません。でもドンボスコはこうも言います。「自分にできることでいいですよ。あとは神様が一緒にやってくれます。」と。
  
1875年南米アルゼンチンに宣教師を送る時にドンボスコは彼らにこう言いました。「富や名誉を求めるのでなく、特に病人、子供、老人、貧しい人々の世話をしなさい。」その後アジアにもサレジオの神父さんたちが派遣されます。そし現在私たちサレジオ学院が横浜の地にあります。サレジオ学院もこのアジアに位置しています。自分たちの立ち位置をアジアという視点から俯瞰してみましょう。
  
エレベーター前のポスターを見ましたか?英語ですが読んでみてください。ポスターは私たちにアジアに目を向けるよう勧めています。そこではアジアを「文化・宗教の豊かな多様性の地」と表現しています。しかし同時にこの多様性は憎悪と争いに原因となり、マイノリティーが苦しんでいるという現実も想起させます。
  
アジアの中にいる私たち。この多様性を尊重し、平和を実現していける人材となるようにしましょう。
  
ドンボスコはこう言います。
「一人の痛みや苦しみが皆の痛みや苦しみになるように。」
  
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