ドンボスコが敬愛した二人のルイジ

ルイジという名前を聞くと何を

思い出しますか?

一般にはゲームのキャラクターでしょうが、

サレジアンの皆さんはドンボスコの友人

ルイジ・コモロを思い出しますよね。

中1の宗教のときに紹介された

ドンボスコの学生時代の友人のルイジを

覚えていますか?

ドンボスコにとってもう一人大切なルイジ

がいました。それはルイジ・ゴンザガ

という若者です。

実はこのルイジ・ゴンザガは

ドンボスコの時代をさかのぼること300年

16世紀のイタリアに生きた聖人です。

貴族の出の彼は17才のとき全財産を

弟に譲りイエズス会に入会します。

彼はイエズス会の経営する病院で働き

たくさんの病者の世話をしました。

しかし元々体の弱かったルイジ・ゴンザガは

自分も感染し、23才の若さで亡くなって

しまいました。

学生の守護聖人であるルイジ・ゴンザガ

についてドンボスコは多くの機会に話をし、

短かったけれど全力で生き抜いた

彼の生涯の模範を子供達に教えました。

そのような経緯でイエズス会の修道者だった

ルイジ・ゴンザガですが、サレジオ会でも

若者の模範としてよく登場する聖人です。

6月21日はこのルイジ・ゴンザガ

の記念日なので今日はドンボスコが

大切にしたもう一人のルイジの話を

しました。

さて、ここでお知らせです。

今週木曜日から1週間今度は

オーストラリア・メルボルンにある

サレジアン・カレッジという兄弟校から

4名の生徒が短期留学で本校を訪れます。

主に高校1年生と学校生活を送ります。

ドンボスコの学校の仲間である

オーストラリアの生徒を歓迎してください。

よろしくお願いします。