嫉妬心って全然ネガティブじゃない!

先日カメラ好きでポートレート写真を手掛けている友人と話していました。彼の写真、僕がスマホで撮る写真と違い、人の一瞬の表情や個性がうま〜く表現されています。

 

話の中で彼はある有名な写真家の作品を見せてくれ「これいいんだよね〜。嫉妬しちゃう」と何気なく言ったんですよ。確かに何となくいいなぁとは思いましたが、正直「そんなにすごいか」と、それに「この人有名な人でしょ?嫉妬するなんてどんだけ?」と思ってしまったんですよ。そんなこと彼には言いませんよ。

 

そんな自分を反省しながらその後少し考えました、「嫉妬心」ってなんだろうって。ジェラシー、エンヴィーってやつですよ。勉強やスポーツ、人間関係で少なからず感じるあのガサガサした気持ち . . . でも嫉妬している自分は何となくカッコ悪くて外には出しませんよね。

 

なぜ彼はその写真に嫉妬し、僕は全然嫉妬しなかったか?もちろん僕だって嫉妬心ありますよ。彼と僕の決定的な違い . . . それは彼には、その写真家が狙い通りに世界を切り取ってフレームに収め表現できることの凄さが分かり、僕には分からなかったということです。

 

何が言いたいかというと、嫉妬心って「凄さが分かる」ということと結構近いんじゃないかなと。嫉妬心って全然ネガティブじゃないですよ。嫉妬を感じるとは、実はその凄さが分かる、しかもその凄さは自分とは全く縁遠いものではなく、もう少しで捉えられる、というか自分もそこにちょっとは踏み込んでいる、そんなポジティブな自分の証なんですよ。そう考えると嫉妬心上等、夢を実現するデュナミスだと思っていいんじゃないかと。いうならばファンモンの曲の世界ですよ。

 

えっ僕がその時嫉妬したものはって?それは彼が手にしていたカメラなんですね。いや〜いいカメラなんですよ。って最後はレベルの低い話になってしまったんですが . .  とにかく皆さんも自分がジェラシーを感じた時こんな風にそれをポジティブに捉えてみてはいかがでしょうか?