皆さんのクラスには「いじられキャラ」っていますか。みんなに「いじられキャラだよな〜あいつ」って思われている人。なんとなくこの図式がクラスに固定化されてしまっていることも。普通そこには「いじる人」「いじられる人」という2つのグループがいると考えますよね。でも「いじる人」「いじられる人」以外に第3のグループがいるかもしれません。どんな人でしょうか。

 

今日は「いじられキャラ」のサッシー、こと指原莉乃(さしはらりの)さんのインタビューを紹介しましょう。彼女はこのように言っています。

 

「昔からいじられキャラだったこともあって、外見のことを言われるのも、昔は「自分は傷つかないから別にいい」と思っていました。でも、私がたとえ顔の特徴をいじられても、否定もせず笑っていたことで、誰かが傷ついていたかもしれない。自分が良くても、相手が良くても、見ている誰かが傷つくのは素敵ではないなと最近思います。どうしてもスタジオなどでは、その場の雰囲気を重視して笑いを取ったり、いじられたりということがあるので、それはすぐには解決できる問題ではないとしても、ちょっとずつ意識を変えていかないといけないと思います。」

 

なるほど〜そうゆう視点があったか〜。皆さんの周りには「ちょっと待って。自分それ見るの嫌なんだけど」と誰かがイジられていることを見るのが嫌な人がいるかもしれません。いじられキャラの自分が納得していても、それを見て傷ついている人もいるかもしれないから、自分と感じが方が違う人、どこかでそう思っているかもしれない人のところにまで想いを届けられる指原さんはすごいなぁと思いました。

 

自分の普段の風景の向こう側にもう一つの違った風景があることへの気づき。これも一つの「越境」の形ですかね。今日は指原さんの話でした。ということでバックに流れている曲はサッシーの「私だってアイドル」だったこともお分かりいただけたでしょうか。