イエス様の弟子といえばペトロをはじめとする12使徒が思い浮かぶでしょう。12使徒は皆男性でした。しかしイエス様が宣教活動を行っている時、イエス様に従いイエス様にお仕えしたは男性だけでなく、女性もいました。聖書には「悪霊を追い出して病気を癒していただいた何人かの婦人たち、すなわち七つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリア、ヘロデの家令クザの妻ヨハナ、それにスサンナ、そのほか多くの婦人たちも一緒であった。彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた。」(ルカによる福音書8章2~3節)とあります。
今日はこのような女性の中でマグダラのマリアという方の記念日です。彼女はイエス様が十字架にかけられ亡くなられた時十字架のもとにイエス様のお母さんのマリア様と一緒にそれを見届けた方です、あの12弟子達はみんな逃げてしまっていたのにです(マルコによる福音書15章40節)。そして次の日曜日、今度はイエス様が復活した時最初にイエス様に出会った方でもあります(ヨハネによる福音書20章16節)。
一番辛い時にイエス様のそばにいたマグダラのマリアは一番喜ばしい復活の最初の証人にもなったわけです「マグダラのマリアは弟子達のところへ行って、『私は主を見ました』と告げ、また、主から言われたことを伝えた」(ヨハネによる福音書10章18節)