しっとりとした春雨の朝になりました。今年度も『朝のはなし』をお聴きください。スタートは谷副校長先生による「We are Family!」です。
  
  

今日は、サレジオ学院とサレジオ会の年間目標である「We are Family!!」について、サレジオ会の総長、フェルナンデス神父からのメッセージを紹介します。
  

 

私達は皆、家庭に生まれ、その懐で成長し、大人になります。家庭は、私達が愛されていると実感し、優しさを体験し、感謝すること、ゆるしを願うことを学ぶ生活の場です。
  

 

家庭そのものに素晴らしい象徴的価値があります。神は私達と共にいる為に、たぐいない女性マリアを母として選び、神の子イエスが家庭の中で人として成長することを選ばれたのです。
  

 

サレジオ家族には家庭的精神が備わっています。私達は家庭と出会い、生活を分かち合い、家庭のために働くよう招かれています。多くの家庭が痛ましい状況にあります。深刻な危機の中にある人々に共感し、理解し、寄り添う力を大きく育てましょう。回復し、築き上げる為に共にいるのです。
  

 

家庭は、命と愛の学び舎です。親にとって大きな責任ですが、生き生きと充実したコミュニケーションを心がけましょう。家庭の安らぎの中で、自由・責任・主体性・連帯などの価値を受け取るなら、自分を大切にしながらも共通善を求めるようになります。
  

 

家庭が、対話・理解・優しさ・成長に配慮する生活の場となる時、感謝と愛の旅を共に歩む体験となる時、家庭は真の救いの体験となるでしょう。家庭は、私達を救うのです。