レミングという動物、テレビなどで見たことがあるでしょうか。ネズミに似た、ただし尻尾の短い愛らしい小動物ですが、「まるでレミングのようだ」というと「無知蒙昧で、周囲に流され、大勢で危険に向かっていく状態」を指しています。何でこんな意味があるかと言えば、このレミング。周期的に大量発生するので、個体数をコントロールするため、一斉に川に飛び込み、集団自殺すると「考えられて」いるからです。

 

ところがこの「レミングが集団自殺する」というのは事実に反するという指摘があります。なのに何故大勢がこの説を信じているのか。子供に大人気のあのアニメ会社が1958年に発表した記録映画において、そのような演出をし、巧みな印象操作をして見事有名な賞を獲得したことが影響しています。

 

ネット社会になった今、そのような裏事情が暴露され、真実が語られるようになって来てはいるのですが、50年以上経過したにも関わらず、レミング集団自殺説を「なんとなく」信じている人は少なくありません。未だに、知識のないまま、周囲に流されているのです。

 

この手の話を繰り返し語っても多くの人は気付かない。流される周囲の人々が「物事の見えている人々」であればマシですが、現実はそれほど甘くない。自分は盲目じゃない、自分だけは盲目じゃない…と信じている人こそ、最も危険な状態に陥っています。

 

「目を覚ましていなさい」とイエスは言われました。

この言葉。今日、あなたはどのように受け止めますか。

レミングは「集団で自殺する」という迷信はなぜ生まれたのか? - GIGAZINE