校外授業の引率で「日本科学未来館」に行って来ました。2つの点を皆さんと共有させてください。

 

まずは「自発性」について。

 

ヒトは1歳半になると、誰かの「手助けして欲しい」という要求を理解し、行動することができるそうです。また2歳半になると、相手の置かれた状況から「どのような手助けが必要か」を洞察し、それを行動に移すことができるそうです。

 

この「求めに応じた手助け」に留まらず「自発的な手助けができる」ことが「人間の特徴」なのだそうです。この自発性、つまりFaccio io!の精神を実践して行けば、わたしたちも人間に…じゃなくて、一層立派な人間になれるということですね?頑張りましょう。

 

次は「情報の共有」について。

 

物事を瞬間的に記憶する能力に長けたチンパンジーに対し、言葉に置き換えて記憶しようとする人間は、有益な情報を多くの人々と共有することに長けている。つまり「自分の体験を情報として他の人々と共有できる」ということが「人間を特徴づける」わけです。デマやヘイトなどの人を傷つける情報に過敏になることなく、わたしたちは、ただ「有益な情報」を発信して行きましょう。

 

まとめます。「人の必要に気付くこと」「自ら行動して行くこと」「良い情報を提供していくこと」…人間として当たり前のことですが、「本当に当たり前に」実践して、未来を変えて行きましょう。