「自由を奪われるための練習」

学年末試験が目前に迫っています。新型コロナウィルスのこともありますので、一人ひとりができることをしっかりと実践していくよう心掛け、できる範囲で体調を管理して行きましょう。

 

ところで、試験に向けてどのような目標を立てていますか?「特にない」という回答はもちろん失格ですが、未だに「平均より上」とか言っている人。目標の設定方法が間違っていますので、すぐに改めてください。そんな目標は意味を成しません。結果が出るまで目標通りに行っているかどうか分からないダメダメな例です。

 

試験のためだけに勉強している、つまり、勉強をやらされていると感じている人ほどこのような目標を立てる傾向が強い。そこで、レオナルド・ダヴィンチの言葉を贈りましょう。

 

欲求を伴わない勉強は記憶力を台無しにし、学んだ(はずの)ことを何一つ覚えておけない。

 

気づいていますか?試験のためだけに勉強をするということは、自由を奪われるための練習をしているに等しい。そうならないために、目標は「努力の量」あるいは「自分の完成度」で設定しよう。こうすれば、目標が達成できるかどうかを、事前に何度でも検証できるし、対策を練り直すことも可能です。

 

あなたが何者で、どのような人に成りたいのか…、つまり「自分の召命」を中心に置くところから始めましょう。