「歩みなさい。転びなさい。」

バチカン・ニュースの記事から紹介します。来日に際して最も伝えたいメッセージを問われた時のフランシスコ教皇様の言葉です。

 

1番最初のメッセージは空港で出会った若者に伝えました。多くの青少年が迎えてくれました。その中の1人が私に「若者のためにメッセージをお願いします。」と言ったので、彼の目を見て答えました。「歩みなさい。いつも歩みなさい。そして、転びなさい。躓いては立ち上がることを学び、こうして人生が発展していくのです。」

 

これは、サレジオ学院の生徒を目の前にして、直接、私たちに語りかけられたメッセージです。心に刻んでおきましょう。

 

そこで、クリスマス該当募金のお知らせです。世界を変えるために歩き出しましょう。実は、昨年の募金は未だ現地に届けることが出来ていませんが、一昨年の募金では「この募金で250名の生徒が継続して学習をすることが出来ます。」と現地のシスターから喜びの声が届いたことは、今年2月にお伝えしました。就学率の低い南スーダンでのこと。この支援を10年続ければ、確実に国を変えることが出来ます。

 

自分に出来る範囲のことをやり、多くの人々の心を動かし、世界を変える体験をしたとき、あなたは自分が何者か(=自分の召命)を知り、本当の自分を生きられるようになるのです。あなたに出来ることはあなたがして下さい。ヒーローになるチャンスを、誰かに譲ってはいけません。