教育方針・沿革

本校の教育は、
サレジオ会創立者ドン・ボスコの
教育理念に基づいています。

沿革

1960年

東京都目黒区碑文谷に目黒サレジオ中学校創立

―― 初代校長 ニコロ・タッサン師

1963年

サレジオ高等学校創立

―― 初代校長 ニコロ・タッサン師

1963年
川崎市宮前区鷺沼に高校校舎落成
1966年
第1回卒業式 卒業生87名
1969年
体育館落成
1975年
川崎サレジオ中学校創立
6ヵ年一貫教育を開始
1976年
川崎サレジオ中学校新校舎落成
1982年
野尻湖サレジオ山荘落成
1991年
サレジオ学院中学校、サレジオ学院高等学校と名称変更
1995年
横浜市都筑区に新校舎落成
1995年
横浜市都筑区の新校舎に移転
1998年
河合恒男氏 校長に就任
校舎増築落成
1999年
サブ・グラウンド落成
2006年
田沢幸夫氏 校長に就任
2010年
鳥越政晴氏 校長に就任
2022年
人工芝グランド落成
2022年
新聖堂落成
2025年
コンビニエンスストア 学内で営業開始

25歳の男づくり

私たちが目指すのは、大学合格そのものではありません。6年間の中高生活を通じて、大学で学び、やがて社会に出て25歳を迎えたときに、使命感をもって社会に貢献できる人間となることを目標とします。それぞれが与えられた特別な「使命(ミッション)」を自覚し、自らの可能性を広げながら、社会の一員としての責任を果たせる人間へと成長していく。この成長の道のりが「25歳の男づくり」です。毎年開催される「25歳の集い」では、多くの同窓生たちが母校に集い、それぞれの歩みや志を分かち合っています。

アシステンツァ

サレジオ会創立者ドン・ボスコは、若者には一人ひとり特別な「使命(ミッション)」が神様より与えられており、その実現をそばで見守り手助けすること、すなわち「アシステンツァ(共にある教育)」が重要であると考えました。
さらに、ドン・ボスコは、子供たちに教育するときに、以下の3つのことを心がけていました。

< 信念 (faith) >

人間はひとつの人生観・信念をもつことによって、自分の生き方や具体的な姿勢が決まります。もしこの信念が神につながるものであるならば、それは信仰と呼ぶことができます。本校はただ勉強する場所であるだけでなく、信仰や信念を育てる場所としてさまざまな体験、よい出会いを提供しようとします。そしてそのような出会いを通して、一人一人の生徒が神から与えられている使命(ミッション)に気づき、その実現に向けて努力するよう導きます。

< 愛情 (loving-kindness) >

ドン・ボスコは「愛するだけでは足りません。愛されていることが分かるように愛しなさい」と先生たちに教えました。教育は施設や規則以前に、人間関係を根底に置きます。つまり親、教師、生徒は互いに相手の人格を尊重し、愛に基づいた信頼関係をつくるよう努めなければなりません。相互の率直な話しあいがあれば、日常生活で起こる問題は解決しやすくなります。

< 理性 (reason) >

更に人格形成のためには、道理にかなった規律正しい生活が必要です。集団生活の規則を活かすことによって、その中に生きる自分と他人を活かすことになります。すべての規則の根底にはひとつの「わけ」=「理」があります。この「理」は、人間生活の道であり、それを生徒が理解することによって規律をよりよく実践できるようになります。

そしてこの3つを根底においた教育法をドン・ボスコは「予防教育法」と呼びました。

サレジオ学院のルーブリック

ルーブリックとは生徒たちが「25歳の男づくり」を目指すための指標です。
たんなる学力だけではない自分の成長をこのルーブリックをもとに振り返ります。

サレジオ学院のルーブリック

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