校長メッセージ

CONCEPT 声なき声を聴く

現代の日本社会、国際社会の中では、戦争・災害・飢饉・差別による分断の犠牲となっている人々が多くいます。「目の前の弱くしいたげられた人の必要に応え、自らの手を差し伸べようとする」ことこそ、イエス・キリストの価値観です。学業、行事、部活動など日々の学校生活において歩みを共にしながら、この価値観を生徒と共有し、家庭と教員がひとつの共同体となって愛を伝え続けるなかで、全人的成長を促します。

若者の完成形を18歳に求めるのではなく、社会の中で自分の立ち位置を発見し 実現しているであろう25歳に置くことを、本校では「25歳の男づくり」ということば で表現しています。25歳になったときに、弱い立場の人々のために自分に何ができるかを考え、自分が置かれた場所から一歩アクションを起こせる人間を育てることがサレジオの教育理念と言えます。

校長・サレジオ会司祭 鳥越政晴

校長・サレジオ会司祭 鳥越政晴

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