朝の話|鳥越校長

2026年06月09日

君はチャッピーとどう向き合う?

 ChatGPTに「中高生はあなたにどんな相談するの?」って聞いてみました。すると、 

一番多いのは「恋愛や人間関係の悩み」 

2番目は「勉強や進路選択の悩み」 

3番目は「自分は変か?」だそうです。 

 次に「中年の男性の悩みは?」と聞いたら 、

「仕事無理かも . . . 自分は何者だったんだろ?」 

「健康が . . . 血圧高いんですが」 

「家で子どもとの会話がない」だそうです。身につまされます。 

 もし自分ならこう言ってしまいそうです。 

「何者だったかって? いやいや、『何者だったか』ってもう過去形使うんかい?」 

「健康が? いやいや何を今更、糖質コントロール! わかっていることでしょ?  Don’t even think about it. Just do it!」 

「子どもとの会話がない? いやいや、それって子たちがちゃんと成長している証ですよ!」 

「いやいや」って否定から入ってしまい、辛辣なコメント …でも自分もおっさん、あなたの気持ちは分かりますよ。 

 でもチャッピーはそんな辛口は言いません。まずは相手を肯定し、優しくアドバイスをくれます。神父よりずっと丁寧。「そうだ、チャッピーに見習おう!」いやそれが今日のポイントではありません。 

 確かにチャッピーは肯定してくれます。寄り添い、優しくアドバイス。でもそれはビッグデータの中にある情報に基づいている確率で、あくまでもアルゴリズムの産物。ですから、そもそも「あなたは」なんて擬人化する時点でどうかと思います。相手は所詮プログラムなんですから。 

 でも正直言って生成AIの「知能」、すごいですよね。情報量、処理能力、とても人間は太刀打ちできません。じゃあ人間の知能は、人間という存在は、AIに劣るのか、競争に負けたのか。どうでしょうか、CSのテーマ、探究論文としてうってつけじゃないですか? 懸賞論文にしてもいいと思っています。

 最後にヒントを1つ。今年の東京大学の入学式の野田秀樹さんの祝辞を読んでみてください。とてもわかりやすく、明確な主張がそこには見出せます。それでは皆さん の主張を待っています。

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