朝の話|鳥越校長

2026年04月07日

中学入学式の話

 

ー中学入学式よりー

 中学校1年生のみなさん、サレジオ学院への入学おめでとう!

 保護者の皆様、ご子息のご入学心よりお祝い申しあげます。

 「おめでとう」と同時に「サレジオを選んでくれてありがとう!」

 皆さんにとって最高のサレジオ学院であろうと先生たちは一丸となって頑張っていきたいと思います。

 今は期待や不安があるでしょう。まずはゆっくり進んで行きましょう! 先生たちは皆さんをしっかり見守っていきますから安心してください!

 ひとつ聞いてみたいと思います。皆さんにとって「かっこいいサレジオ生とはどんな人でしょうか?」「かっこいい」、せっかくだから「かっこいいサレジアン」になってほしいと思います。で、かっこいいサレジアンになる秘訣は? . . . それは「見えないものを見ること」です。サレジオ生になると前に見えなかったものが見えるようになります!

 え? 視力が良くなるの? 違います。

 お化けが見えるようになるの? 違います!

 株価の推移が見えるようになるの? それも違います!

 見えないもの、それは心の世界です。心の世界は見えません。でもそこに人生にとって大切な部分が隠されています。「見る」とは「分かる」という言葉よりもう少し広がりがある、ミッションスクール的な意味合いを持っています。英語の see ですね。

 「見えないものが見えているか」を確かめるために自分に問いかけてみてください、「今の自分を作り上げているものとは何か?」どうでしょうか。答えられますか。目に見えないけれど、自分を形作っているもの。

 一つ目。それは周りの人の「思い」です。思いは見えない、でも確実に今の君に影響しています。中学受験の日々を振り返って下さい。自分一人で成し遂げたものではないはず。お父さん、お母さん、家族、塾の先生たち。周りの人の思いが見えるようになる時、感謝の気持ちが現れます。自分を形作っているものは見えない周りの人の君への愛情です。愛情が見えてくれば君は確実に成長しています。

 二つ目。それは「希望」です。勉強などうまく行かない時、どうやって頑張れるか?支えは希望です。自分はできる、という強い気持ちです。もちろん自分の将来は見えません、手に入れてもいません。でも「希望」することはできます。そして「希望」があれば道は開けます。たとえはっきり見えなくても自分の未来にしっかり希望を持てれば成長しているはずです。

 三つ目。それは神様の招きです。神様は見えません。ドンボスコは全てを神様の視点から見つめようとしました。出来事と人生すべて。その奥にある神様の一人一人への招き。春休みに『青少年の友 ドンボスコ』を読んだでしょう。たくさんのエピソードの中で「見えないものを見ようとしていた」ドンボスコがいたと思います。サレジオでは神様の呼びかけを「召命」と言います。この言葉をよく覚えておいてください。召命が見えた時、かっこいいサレジアンとなっているはずです。

 前に言えなかった「ありがとう」が素直に言える時、もう少し頑張れるようになった時、お友達が困っているときに「大丈夫?」と言える時、みなさんは前に見えなかったものが見えるようになっているのです。「かっこいい」サレジアンになっている成長の証です。

 皆さんのサレジオ生活が希望で満ちたものになるようお祈りいたします。

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