朝の話|鳥越校長

2025年12月16日

「世界を変える風になりたい」

 先日chatGPTに「あなたは中高生です。南スーダンの貧しい子どもたちのために何ができるかアイデアをください」と頼んでみました。そしたら、たくさんの素晴らしいアイデアをくれました。チャリティーバザー、体育祭、合唱祭などイベントと募金コラボ企画、クラウドファンディング、啓発動画の作成、などなど。さらには、英語の力を活かして南スーダンの支援記事を日本語に訳す、英語スピーチコンテストや探究で南スーダンをテーマにするなども提案してくれ、最後には活動をする際の「心がけ」なるものまでご丁寧に教えてくれました。

 すごいですね〜さすがチャッピーです。すぐにお金が集まりそうです! . . . でもちょっと待ってください。本当にそうですか? そもそも生成AI自体が何か活動をしてくれるでしょうか?そうですよね。生成AIができることはアイデア出しまで。実際にアクションを起こすのは人です。

100のアイデアがあっても1つのアクションもなければ世界は何も変わりません。でも逆に一つのアイデアでもそれを実行に移せば、世界は変わるはず。微力かもしれないけれど無力ではないわけです。テクノロジー自体にはないもの、それは私たちの熱い思いとコミットでしょう。

 今流れている曲は「風になりたい」ですが、やはり「あなたと風になりたい」「あなたの手を引いて風になりたい」という人々の熱い思いが世界を変えるのですね。明日南スーダンの子どもたちの学費支援の街頭募金が行われます。参加してくれる諸君よろしくお願いします。人々の思いを巻き込む風になり、その善意を南スーダンまで届けてください!

画像は鳥越校長がChatGPTで作成したものです。

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