おはようございます。皆さんは中1の宗教でドンボスコを学んだことを覚えていますか。ドンボスコは9才の時一つの夢を見ました。その夢はイエス様、マリア様から彼に託された使命、貧しい若者のために生涯を捧げるということを表していました。ドンボスコはその使命を生涯忠実に実行し、そして今世界の至る所にサレジオの学校が存在しています。皆さんもフィリピンや中南米でサレジオの学校を見たことがあるでしょう。

 

ところでドンボスコは単に可哀想だから若者を助けたい、と思ったのではなくて、若者は自分の力で自分の夢を実現できる、だから自分で道を切り開いていってほしいと願っていました。つまりドンボスコの夢はそのまま若者の夢であったわけです。

 

先週の土曜日には高木先生が朝の話でミスチルの曲を紹介しながら、失敗しながらも自分の場所を探し、自分の自画像を描いてほしいと伝えてくれていました。どこかドンボスコの夢と重なる部分があるように感じました。ドンボスコからサレジオの先生へ、サレジオの先生から皆さんへとバトンは渡されているわけです。

 

毎年サレジオ会総長のアンヘル・フェルナンデス神父は全世界のサレジオの学校に向けて一つのスローガンを示してくださいます。2024年のスローガンは The dream that makes you dream. 「ドンボスコの夢、君の夢」です。今日のお話はフェルナンデス総長のスローガンを土台にしたお話なわけです。

 

明日1月31日ドンボスコの祝日、「ドンボスコの夢は君の夢」、自分の夢を思い巡らせてください。おっとその前にZ会模試ですか . . . 頑張ってください。

 

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