サレジオ祭が目前です。ここ数日、「〆切が迫っているときのサレジオ生の集中力の高さ」がひしひしと感じられ、頼もしい限りです。

 

ところで今日は、「鳴き竜」の話題です。日光東照宮は薬師堂の鳴龍が有名ですが、ある特定の空間で手拍子などの極短い音を鳴らしたときに、その音がビヨ~ンと震えるように響く、あの鳴き竜現象です。

 

なぜ、こんな話をしているのかというと、…じつは、アーチ班の皆さんが造っているサレ祭のゲート(アーチ)に、鳴き竜が住んでいるのを発見してしまったからです。さすがサレジオ生。和のテイストをバッチリと醸し出していますね。

 

ところで、この鳴き竜現象。もちろん条件が揃わなければ発現しません。壁や天井・床の角度や材質、配置はもちろんのこと、手を叩く場所が違っても鳴いてくれません。全体の絶妙なバランスが不可欠。これは、サレ祭と一緒ですね。全員の協力が不可欠。

 

また、鳴き竜現象は「自分から発した音が、巡り巡って再び自分を震わせる」ことで成り立っています。これもサレ祭と一緒。その準備を通して、既に皆さんが体験している通りです。あなたの献身は周囲の人々の心を打ち震わせ、その人々の感動があなたを奮い立たせる。雰囲気づくりとは、そういうものです。

 

残り数日、みなさんのサレジオ精神を、是非、発揮し尽くしてください。…和のテイストで。