体育祭と粋なサレジアン
体育祭、お疲れさまでした。年を重ねるごとに磨きがかかって、それは見事な仕上がりでした。中高一貫校としての縦の繋がり、パネル班、実行委員、応援団、そしてそれを見守る保護者および教員。教育共同体として完成された姿に圧倒されました。このようにして立派なサレジアンが育って行くんだなと見せつけられた思いです。
ことろで先日、カトリック研究会MACOSY Projectがお世話になっている「一般社団法人聖母」のボランティア・スタッフ会議に呼ばれた時のこと、一人の女子学生が「神父さま、サレジオなんですか?わたしの学科ではドン・ボスコが超有名で、今、大人気ですよ!」と言ってわたしを驚かせました。
ある日、一人の同級生が突然大きな声で「ドン・ボスコ!」と叫び出したので、みんなキョトンとしていると、その学生はドン・ボスコについてみんなに説明し始めたのだとか。具体的な内容は分かりませんが、19世紀の混乱したイタリアで、貧しい青少年のために尽くしたカトリックの聖人であること、数々の学校を創立し、自身の出身校であるサレジオ学院もその流れを汲むこと…などを伝えてくれたのかも知れません。いずれにしても、今、その学科ではドン・ボスコが大人気。
コレ、聞いていて何だか嬉しくなってしまったので共有します。こんな素敵なエピソードも、体育祭など、サレジオでの生活の一つひとつが「粋なサレジアン」を造り上げた結果です。コレを聞いてみなさんも嬉しくなったとしたら、「サレジオ家族」としての自覚がある証拠。このまま、益々粋なサレジアンになって下さい。
