「こここまで来たらもう成功間違いなしです!」…これは、火曜日の「朝のはなし」での鳥越校長先生の結論。今年のサレジオ祭に関する「予言」とでも言っておきましょうか。

 

しかし、校長先生の人となりを良く知る人であれば、今回、校長先生がこのような予言的な表現をされたことに驚きを覚えるかも知れません。というのも、鳥越校長先生は新しいことに挑戦し続ける一方で、極めて慎重な方でもあるからです。みなさんは、その慎重な校長先生の口から「もう成功間違いなし!」という言葉を引き出したのですから、これは驚くべきことです。

 

では、なぜ成功間違いなしなのか。校長先生は斬新さと精度の高さ、そしておそらくみなさんの情熱を鑑みてそう判断されたのですが、当たり前すぎて先日の「朝のはなし」で校長先生が触れられなかった部分があります。皆さんにとっても当たり前のことですが、ここで、再確認させてください。それは、「サレジオ祭は当日だけが全てではない」ということ。

 

昨年のサレジオ祭が終わった時から胸に秘めていた思いがあったはずです。様々な障壁が現れたときに心に浮かんだ葛藤や、大きな困難を前にして仲間と励まし合い、支え合った日々。未熟さゆえに先生方に苦労をお掛けしたこと。しかし、それを乗り越えて成長したこと。これらすべてが「サレジオ祭」です。「サレジオ生として、サレジオ精神において成長する」という目的は、すでに成し遂げられている。あとは、人々の心にサレジオ魂の灯を飛び火させるだけ…。今から楽しみでなりません。