学校行事|高校
2025年12月01日
25歳の進路講演会(中3~高2)
「25歳の男づくり」のスローガンに合わせ、OBに進路について語っていただく「25歳の進路講演会」。今年は、25歳の時に進路変更をし、現在は某IT企業にお勤めの50期・塩川裕二郎さんにお越しいただきました。
会社では人事をご担当されている塩川さんには、今回は「企業の採用担当者はどこを見ているのか?」というテーマでお話しいただきました。高校生にとって就職活動はまだ先の話ですが、「25歳になった時にどのような価値観を持っているべきか」「どのように社会に役立つ人材となっていくのか」を考えるきっかけにしてほしい、と塩川さんは言います。
お話の中で特に印象的だったのは、就職活動では“人間としての基本的な部分”が見られているという点です。社会性の有無は大きなポイントであり、そのためにも高校・大学を通して、主体性をもって何かに取り組む経験が不可欠であると強調されていました。また、サレジオ生に求められるキーワードとして「勉強」と「生活の充実」の2つが挙げられました。
「25歳」という年齢は、本気で自分の進路を見つめ直すのにとても良い時期だと塩川さんは話します。実際、ご自身も25歳で進路を再考し、現在の仕事を選ばれたとのことです。生徒たちも、初めて聞く“採用のリアル”に驚きつつ、自分の未来を思い描く良いきっかけになったのではないでしょうか。
お忙しい中、後輩たちのために貴重なお話をしてくださった塩川さん、本当にありがとうございました。




