2025年07月26日
「フィジー語学研修」レポート(5)
引率教員より、フィジー6日目・7日目の様子をご報告いたします。
「6日目は午前中の授業を終えてから「FRIEND(The Foundation for Rural Integrated Enterprises & Development)」という農園を訪問しました。区画をうまく活用した有機農業が行われており、生徒たちは日本とは全く異なる農業の様子に目を見張っていました。見たことも聞いたこともない作物が並ぶ中、知っている野菜や果物が紹介されると、どこかほっとした表情を見せていたのが印象的でした。
農園に併設されたレストランでは、オリジナルのハーブティーとパパイヤをごちそうになりました。特にハーブティーは生徒たちに大好評で、「家族に買って帰るんだ!」と、お土産用のハーブティーの箱を手に嬉しそうにレジ前に並んでいる姿が微笑ましかったです。
そして7日目は朝からVio島へ出発しました。ボートは1回に8人ほどしか乗れないため、何度か往復しての上陸。到着するとすぐに、たくさんの子どもたちが駆け寄ってきて、温かく迎えてくれました。
Vio島はとても小さな島で、端から端まで歩いても15分ほど。まずは村の集会所で村長さんにご挨拶をいただき、歓迎の言葉をいただきました。村の子どもたちはとても人懐っこく、生徒たちに自然と近づいてきます。最初は戸惑い気味だった生徒たちも、次第に打ち解け、浜辺でボール遊びをしたり、豚を見に行ったり、海岸で魚を探したり、持参した折り紙で一緒に遊んだりと、思い思いに交流を楽しんでいました。
遊び疲れたころには、おやつまで振る舞っていただき、のんびりとした、心温まるひとときを過ごした帰り道、ボートの上から見た夕焼けも、とても美しかったです。たくさんの笑顔と出会い、楽しい一日でした!」