朝の話|辻家神父

2026年10月03日

100年の歴史の中で育まれてきた宝を、次の100年へ

 おはようございます。皆さんも知っているように、今年、サレジオ会は、日本に来て100年を迎えました。1926年、チマッティ神父をはじめとするサレジオ会員たちが、日本にやって来ました。それから100年。たくさんのサレジオ会員が、若者たちと共に歩み、ドン・ボスコの心を伝えてきました。そして今、皆さんも、その100年の歴史の中にいます。
 では、この100年の間に、サレジオ会は私たちに何を残してくれたのでしょうか。それは、若者を大切にする心。一緒にいて、共に喜び、共に成長していく心です。100年の歴史の中で、先輩たちが大切にしてきたものを、私たちは今、受け取っています。それは、私たちにとって大きな「宝」だと思います。この宝は、自分のところで終わらせるものではありません。受け取ったものを、今度は次の人へ渡していく。
 今年のサレジオ家族の年間目標は、「すすんで仕える者になろう」です。誰かのために、自分から動く。困っている人に、ちょっと手を貸す。自分にできることで、誰かを喜ばせる。そうした小さなことも、次の人へ渡していく大切なものになると思います。
今、サレジオ会の総長、ファビオ・アッタールド神父様が日本に来られています。ドン・ボスコの11代目の後継者です。ですから私たちは、現代のドン・ボスコをお迎えするような気持ちで、心から歓迎したいと思います。
 明日(10月4日)、ここサレジオ学院のドン・ボスコシアターで、100周年を締めくくるミサとイベントがあります。吹奏楽部やジャグリング部など、皆さんの仲間も活躍します。これまで100年にわたる、日本でのサレジオ会の歩みを振り返り、これからの100年へ歩み出すための一日です。参加できる人は、ぜひ会場に足を運んでみてください。
 100年の歴史の中で育まれてきた宝を、今度は私たちが次の人へ渡していく。次の100年は、もう始まっています。そして、これからの100年をつくっていくのは、今ここにいる皆さんなのかもしれません。

サレジオ会総長 ファビオ・アッタールド神父
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