2025年10月06日

全校集会「探究発表会」

 サレジオ学院の恒例行事となった「探究発表会」。希望者の中から選抜された今年の発表は例年よりもさらにバリエーションに富んだものになりました。

 高1の総合探究「論文2000」から代表者1名「なぜ、私は名字を間違えられてしまうのか」が発表されました。発表者自身の「菊地」という名字がよく「菊池」と間違えられてしまうことへのフラストレーションから、間違われるメカニズムとその予防策を探究し発表してくれました。

 また、高1の生徒からは「能登半島被災地におけるボランティア活動報告」もありました。

 高2の総合探究「論文8000」では代表者4名が中間発表を行いました。

「ショート動画は悪か?」(父親に見過ぎだと叱られたことが探究のきっかけだそう)

「宿場町の文化財保護は、住民の生活の質を向上させるのか?」(木曽路でフィールドワークの予定)

「二次元キャラクターに違和感を覚えないのはなぜか?」(アニメにおける「不気味の谷」を考える)

「談志に補足〜『イリュージョン』のモデル構築の試み」(なんと立川談志師匠の探究)

 中間発表をした4名を含む高2生全員が、来年までにそれぞれが選んだテーマで8000字の論文を書き上げることになります。

 発表は他にも高1生徒の「生物オリンピック2025本戦出場報告」と、中3・高1生徒合同による本校コンビニエンスストアの売り上げを向上させる探究と、本当にバラエティに富んでいました。

 発表を聞いた他の生徒も自分の興味を掘り下げてみたくなったのではないでしょうか。来年の探究発表会もいまから楽しみです。