2021年12月16日
生活安全教室
本日の生活安全教室は車いすバスケットボール選手の三元大輔さんをお迎えし、『自分の居心地の良いポジションからのチャレンジ』と題してご講演をいただきました。
三元さんは元々サッカー少年でしたが、癌との戦いで車いす生活に。しかし、スポーツをしたいという思いから車いすバスケットボールを始められ、日本代表にもなりましたが、”out of comfort zone”『自分の居心地がいい場所を外に広げる』という信念から地元滋賀からアメリカはアリゾナへ、そしてテキサスへとステップアップされ、日本人史上3人目となる全米大学選手権優勝を果たされました。
ご自身の経験から、本日は車いすバスケットボールの魅力ばかりでなく、環境が変われば誰しも障がいにぶつかる可能性があることが伝えられました。また、アメリカではADAという法律により急速に障害による差別が減り全ての人に平等の機会が与えられた例から、まだまだ私たちの周りには階段や段差など社会的な差別を生み出すものがある。そのような中、困っている人を見かけたらまずは声掛けすること、また居心地の良い環境から一歩踏み出す姿勢が大切だと教わりました。三本さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。