サレジオ学院学校案内
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教師対談 サレジオ学院では『25歳の男づくり』をスローガンに、基本的な知識・技能を身につけた上で、実験や実技、またはプレゼンテーション・ディスカッションなどを取り入れた授業によって、将来どんな問題に直面しても立ち向かっていけるような「思考力・判断力・表現力」の育成を目指しています。またこのような「学力」を支えるために25歳になって社会に奉仕する上で一番大切な「キリストの価値観」について宗教の時間を中心に教育活動の様々な場面で一緒に考えていきます。サレジオ学院の6年間の教育は社会に奉仕できる『25歳の男づくり』を目指したものになっています。 サレジオ学院では、中学3年間のすべての教科を通して、プレゼンテーション・ディスカッション・ディベートの基本的な能力を身につけることを目標としています。また、高校の総合的な探究の時間では、自ら選んだテーマで8,000字の論文を書くというプログラムもあります。国語科はそうした活動の根本となる能力を育成する大事な教科でもあります。従来の文章を読解する授業にとどまらず、自らを表現する活動を通じ、25歳になったときに様々な人と協働することができる高度な言語能力の育成を目指しています。国語担当 島田輝彦 現代社会では、文系・理系という従来の枠組みが通用しなくなっており、数学的な思考力は今や社会に奉仕するために必須の能力となっています。文系・理系の進路に関わらず高校生になってからも数学が得意科目であり続けるためには、中学1年からの学習の積み重ねが不可欠になります。中高の6年間で取りこぼしなく学んでいけるように、特に中学では、授業ノートや宿題を細かくチェックし、必要に応じた放課後の補習や、長期休暇中の講習などを通じて丁寧に生徒の学習をケアしていきます。 英語科では、中高一貫教育の強みを活かした先取り授業を大学受験に向けて行うだけでなく、将来グローバル社会で活躍するための実用的な英語力を身につけるための指導も行っています。具体的には、英検やGTEC・TEAPなどの外部検定試験の指導、ネイティブ教師による英会話の授業や、海外の教師と1対1で話せるオンライン英会話などを実施しています。また、実践的な英会話能力を磨くエンパワーメントプログラム や、海外の様々な場所で行われる語学研修プログラムなども以下のように希望者を対象に実施しています。英語担当 加納靖典校長 鳥越 政晴サレジオ会司祭43期生の学年主任を担当。2010年より校長に。数学担当 斎藤雅人9学習指導『答えのない世界』を生きる理想の25歳に向かってサレジオでの学びと経験

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